テーブルトップオーダー(TTO)がこれからの飲食店に必要な理由を徹底的に考えてみる

こんにちは、レジチョイス編集部です。レジチョイスでは飲食店経営者の方から、人手不足を解消するために「テーブルトップオーダーシステム(以下本文中ではTTOで表記)」導入に関するご相談をいただくことが多いです。TTOは各テーブルに専用端末や専用アプリをインストールしたタブレット・iPhoneを置いて、お客様自身に注文をしていただくシステムです。今回は飲食店に本当にTTOが必要なのかを考えるために、特にどういった店舗にTTOが必要なのか、TTOが店舗にもたらす効果はどのようなものか、売上はどう変わるかについて見ていきましょう。

どういった店舗に特にテーブルトップオーダー(TTO)が必要なのか

特にTTOが必要で、有効活用できる店舗とはどんなお店なのでしょうか?

大規模店舗

細かな注文が何度も発生する居酒屋や、大規模な食事スペースを持つ回転寿司・ファミリーレストランなどはTTOの導入に向いています。注文を取りに行く回数や、さばかなければならない注文が多ければ多いほど、スタッフの人手や人件費が必要です。回転率が悪いと注文機会を逃す恐れもあります。

TTOを導入するとお客様が自分で頼みたい物を頼みたい時に注文できます。店舗はスタッフを調理や配膳に集中させることができますし、従来よりも少ない人手で運営できます。人手不足や人件費削減をしたい大型の飲食店には、特にTTOが必要だと言えます。

外国からの観光客が多い店舗

外国からのお客様が多い店舗では、インバウンド対策としてTTOが活躍するケースが目立ちます。店舗に英語や中国語、スペイン語など、全ての言語に対応できるようにスタッフを手配するのは困難です。しかし外国語対応ができないと、メニューの説明やオーダーにいつもより時間がかかってしまいます。

TTOの中には画面で操作をするだけで対応言語を選択できるものがあるため、こうした問題を簡単に解決できます。英語以外の言語に対応できるメーカーも多いです。外国語を話せるスタッフを雇うと研修する時間が必要ですが、TTOであれば導入後すぐに活用できます。小規模店舗でも外国からの観光客が多い店舗はTTOを導入する価値があると言えます。

2020年には東京オリンピック・パラリンピック、2025年には大阪万博も開催され、外国人観光客はますます増加すると考えられます。現在外国のお客様に対応する機会が多い店舗は、これからさらにTTOの必要性が高まっていくでしょう。

※多言語対応ができるTTOの例

TTOシステム 提供会社 対応言語
Uレジ TTO 株式会社 USEN 英語・中国語・ベトナム語
POS+(ポスタス) food パーソルプロセス&テクノロジー株式会社(略称パーソルP&T) 英語・中国語(簡体/繁体)・ベトナム語・タイ語・韓国語

 

お店の売上はどう変わる?

先ほどご説明した通り、TTOを導入するとお客様が好きなタイミングで注文ができるため、注文機会を逃すリスクを減らすことができます。しかもお客様にじっくりメニューを確認いただけるため、追加注文につながりやすいという効果もあります。客単価が上がり、店舗の売上向上が期待できます。

また、TTOでお客様自身が入力した注文は、キッチンプリンタなどを介して直接厨房に伝達されます。注文の聞き間違いや配膳ミスといったヒューマンエラーを防ぐことができ、廃棄率を下げたりトラブルを未然に防いだりすることができます。店舗の回転率も上がるため、利益率向上が期待できます。

こちらの人件費とTTOにかかる費用を徹底比較した記事では、最低賃金が低く人件費を比較的抑えられる地域でも、TTOを導入した方がお得になるという結果が出ています。その上、利益率向上が期待できるのであれば飲食店にTTOを導入する価値は十分にあるのではないでしょうか?

テーブルトップオーダー(TTO)導入店舗が忘れてはいけないこと

注文業務を効率化や多言語対応ができ、店舗の売上向上が期待できるTTO。効果を最大限に生かすために忘れてはいけないことをご紹介します。

接客の機会が減る

TTOを導入すると店員がお客様と接する機会が減ります。お客様の中には店舗の接客サービスが気に入ってリピーターになる方もいます。その機会が減ることは大きなデメリットとも言えます。注文業務が効率化されたからといって、ホールスタッフの教育をおろそかにしないようにしましょう。例えば来店された方を席へ案内する際に、おすすめメニューを紹介するようにすれば売上アップも期待できます。TTOを導入した店舗こそ、明るく細やかな対応を心掛け、お客様満足度の向上とリピート率アップにつなげましょう。

テーブルトップオーダー(TTO)の操作方法が分からない人も居る

店舗にTTOを導入する場合、 機械が苦手なお客様が居ることを忘れないようにしましょう。TTOは非常に簡単な操作で利用できるものですが、中にはタッチパネルや機械自体に苦手意識がある方も居ます。導入し始めの頃や初めて来店されるお客様には、席のご案内と共に使い方を案内するとよいでしょう。

テーブルトップオーダー(TTO)導入に向けた社内体制を整える

TTOを導入するなら、分からないことや不具合があった時に対応できる担当者を配置するようにしましょう。経営者などマネジメントする人に現場から連絡が来てTTOの対応に追われるようでは、業務効率化できたとは言えません。経営者に時間的な余裕があれば問題ありませんが、そうでない時は担当者に対応やメーカー問い合わせを任せましょう。

まとめ

飲食店にTTOが必要な理由について解説しました。受け付ける注文数が多い大型店舗や複数回の注文が発生する居酒屋、インバウンド対策が必要な店舗では特にTTOが活躍します。TTO導入により人手不足解消や人件費削減だけでなく、追加注文につながり店舗の利益率向上が期待できるという効果もありました。人手不足問題や外国人観光客の増加はこれからも続くと考えられるので、飲食店へのTTOの必要性は増していくと言えます。

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