【日本初】トライアルが導入したレジシステムでスムーズな会計を実現! スマートレジカート体験レポート④システム編

こんにちはレジチョイス編集部の加治屋です。
前回までは実際にトライアルを利用してみた体験レポートを書かせて頂きましたが、今回はトライアルに導入されているシステム面について少しご紹介致します。
※3月上旬に取材させていただいた内容に沿って執筆させて頂いておりますので、現在の店内状況やシステムはこの記事の内容とは異なる場合がございます。

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こんなにたくさんの商品があって防犯対策は大丈夫?

店内のスタッフ数を減らしていくと、防犯への対策はどうなっているのかが気になってきます。
トライアル店内ではアクセサリーなどの小さな商品も取り扱っていましたし、防犯タグなども特別見当たらなかったため、人目を盗んで簡単に商品を持ち出してしまえるのではないかと感じていましたが、聞くところによると防犯対策については他のどの店舗に比べても勝っているということでした。
具体的にはどのように店内の防犯対策を行っているのでしょうか。

店内の商品を隈なく監視する600台のカメラ

店内各地に設置してあるスマートフォンのようなカメラは店内に600台も設置されており、全ての棚を常に見張る役割を果たしています。
棚から商品が減っているか、いつ誰が手に取ったのか、棚から取られた商品は何処に移動したのかなどを常に把握し、店内に在るべき在庫データと照らし合わせながら店内の様子を監視しています。

お客様を1人1人認識して経営に活かす監視カメラ

こちらのパナソニック製の監視カメラでは人の特徴を細かく認識することができるようになっています。
棚を監視するカメラに加えてこちらのカメラは100台設置されており、店内のどの場所に人がいるかはもちろん、その人の顔を細かく認識し、性別や年齢までデータとして記録することができるそうです。
このカメラを利用することで、どんな人がどの商品の前で立ち止まっているかなどを分析し、経営に役立てることができるようになっています。

確実に犯人を特定できる防犯対策とは

たとえば店内に100個あるべき商品が、棚を監視している600台のカメラで何処を探しても99個しか見当たらないという場合、何者かが不正に店外まで持ちだした可能性が考えられます。

万引き犯を逮捕したいと言う場合、通常であればお金を払わずに店外へ出たタイミングで現行犯逮捕をする必要がありますし、そもそも大きな店内で万引きの瞬間を目撃するのも困難な話です。
しかしトライアルの店内では700台のカメラがさまざまな角度から証拠を押さえているため、後日警察にカメラの映像を提出することで確実に犯人を捕らえることが可能です。

またスマートレジカート自体にもカメラが取り付けられており、常にカート内にどのような商品が入っているかを把握しています。

商品をスキャンしないままカートに乗せるという不正行為を行った場合、カメラにもしっかりと記録されているので、こちらも言い逃れはできないようになっています。

スタッフはお金に触れないので不正の心配もなし!

そもそも大量のカメラが設置されているのでスタッフに内引きなどの不正を発生させる隙を与えないのですが、どのレジにおいてもスタッフはお金に触れる機会が無いので不正が起きてしまう心配もありません

また、レジチョイスへのお問い合わせでも『スタッフがレジ業務にプレッシャーを感じるからセルフレジを導入したい』といった声を頻繁に耳にするのですが、レジ締め時に差異が発生してしまうことなどにストレスを感じているスタッフはかなり多いようです。

「スーパーセンタートライアル アイランドシティ店」で採用されているどのレジにおいても、営業時間中スタッフが現金に触れることはないので、経営者にとってもスタッフにとってもストレスフリーで働くことができます。

セルフレジでの年齢確認はどうしているの?

スタッフが商品確認を行ってくれるスマートレジやセミセルフレジの場合は年齢確認も可能ですが、ほぼ無人状態になっているセルフレジの場合、お酒や煙草などの年齢確認が必要な商品はどのように対処しているのでしょうか。
気になったのでお酒も買ってみました。

ハイボール濃いめ。
勤務中ですが取材のためです。

最終確認に係員がまいります

年齢確認はスタッフが行う必要があるみたいですね。
そのまま待っていたら、手が空いているスタッフさんが解除しにきてくださいました。
こちらの画面が表示された場合、近くにいるスタッフまで通知が届き、駆けつけてくれるようになっているようです。

しかし、私はこの様子を見ていて2つの案を思いつきました。
1.カードに生年月日の入力をしたのだから、商品をスキャンした時点で承認してくれたら良いのでは?
2.天井に取り付けている「人の性別と年齢を見分けられるカメラ」を、レジの方にも導入してしまえば良いのでは?

我ながら名案だと思ったのですが、トライアルの皆様も既に気づいていらっしゃいまして、それどころか実は技術的に考えれば今すぐにでも導入可能なのだそうです。

それでもそのような機能を実装していないのには、しっかりとした理由があるようで、
1.成人済みの方のカードを、未成年の方に貸し出してしまう可能性がある。
2.化粧をしている場合などに、未成年を成人済みと認識してしまう可能性がある。

以上の理由から、もし機械が誤って未成年にお酒や煙草を販売してしまった場合でも、罪に問われてしまうから実装できないということでした。たとえ技術的に可能であったとしても、今の日本の法律では完全なる無人レジというのは難しい部分があるようです。
ただしトライアルでもさまざまな構想を練るっているようなので、スマートレジもセルフレジも完全無人化は無理だとしても、今後は人間が行うオペレーションをより減らしていくことはできるのかもしれません。

まさか、こんなところまで電子化!?

今回トライアルの取材をさせていただきまして、個人的にかなり驚いたのがこちら。

店内の1部の棚だけこのようになっていたのですが、何が凄いか分かりますか?
もちろん透明の紅茶に驚いた訳ではありません。

実はこれ、値札が電子モニターになっているんです!
教えていただくまで気づかなかったので、モニターと分かった時は本当に驚きました。

値札プレートを入れ替える作業って、印刷して、切り分けて、1枚1枚差し替えていって……と、地味に大変な作業になってしまいますが、こちらの電子化された値札プレートであればコンピュータ上で簡単に差し替え作業を行うことができるようになっています。

現時点では未だ一部の棚でしか導入されていませんでしたが、スタッフの仕事の負担を軽減してくれるこちらのシステムは、今後は店内全ての棚に導入されていくのではないでしょうか。

また、こちらの棚はなんと値札プレートの部分の画面が変わって、商品のCMが流れていました!

動画が流せるという点で大きな広告効果がありますし、近未来的な店内を見てまわっていると、大人の私でもこれを見て興奮してしまったので、小さなお子さまが見たら間違いなく商品を欲しがるのではないかと思えました。

まとめ

レジチョイスでは3月上旬に取材をさせていただいたのですが、オープンから未だ1カ月も経っていないにも関わらず、店内の様子はオープン当初から変えられているようでした。
日本初の試みだったからこそ問題点もまだまだあるようですが、課題が見つかるたびにスピーディーに対応してされているため、今後はさらにスマートな店舗になって行くのではないでしょうか。

また企業秘密ということで詳しい情報を教えていただくことはできませんでしたが、今後はスマートレジカートのタブレットで欲しい商品の売り場が分かるようにしたり、Beaconを利用してよりスムーズな買い物ができるようにしたりと、さまざまなシステム構想も練られているようでした。
さらにトライアルには今回紹介したアイランドシティ店ほどの広さがない店舗もありますが、そういった店舗は将来的には無人コンビニ化していくように検討されているそうで、トライアル全店舗でスマートな会計方法の導入を検討されているみたいです。

スマートレジカートやセルフレジを利用することによってお客様のレジ待ちを解消することで顧客満足度を向上させ、さらにレジスタッフの人手不足も解消してくれるかと思いますので、トライアルの今後の展開にはますます期待ができそうですね。

 

スーパーセンタートライアル アイランドシティ店
住所:福岡県福岡市東区香椎照葉5 丁目2-23
アクセス:JR 香椎線 雁ノ巣駅 車7 分、JR 香椎線 香椎駅 車12 分
営業時間:24 時間営業
電話番号:0120-033-559