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軽減税率対策補助金になった券売機。テーブルオーダーとどっちが良い?

近年、飲食店の人手不足が深刻化しています。非正社員の人手不足を実感している飲食店は、なんと84.1%に上るというデータもあるほどです(帝国データバンク、2019年1月調べ)。また、飲食店に限ったことではありませんが、できるだけ人件費は削減したいという本音があるのではないでしょうか?

そこで活躍してくれるのが、あらかじめ食券を購入し店員に渡すことで、メニューの注文ができる「券売機」と、お客様自身がテーブルに設置された端末から注文することができる「テーブルトップオーダー(以下、テーブルオーダーと表記)」です。では、券売機とテーブルオーダーにはどのような違いがあるのでしょうか。

この度、複数税率に対応する券売機に関しても、軽減税率対策補助金の対象となったので、これを機に、券売機とテーブルオーダーの両者を比較していきたいと思います。

※10/1追記 : 軽減税率対策補助金の申請受付は9/30で終了しました。

まずはそれぞれの特徴を知ろう

それでは、券売機とテーブルオーダーにはどのような特徴があるのでしょうか? ここでは各々の特徴を把握していきたいと思います。

券売機について

券売機とは、よく牛丼屋さんやラーメン屋さんなどで設置されている、食券を販売する機械です。中には、千円札のほかに1万円札・5千円札・2千円札を扱っているものもあったり、電子マネーに対応しているものもあったりと、高機能化しているものもあります。

従来は、機体前面に配置されている、メニュー名が書いてあるボタンを押すことで食券が購入できる「ボタン式券売機」が主流でした。しかし最近は、画面にメニューが表示され、メニューボタンを押すことで食券が購入できる「タッチパネル式券売機」も登場してきています。このタッチパネル式券売機では、メニューの写真も表示でき、メニューの追加や変更などレイアウトも簡単に変更できるのが特徴です。

券売機のメリットとしては、金銭管理を券売機の中で行っているため、盗難や不正の防止ができるという点が挙げられます。また、売上データの管理もしっかり行えるほか、店員との金銭のやり取りがないため衛生的という面もあります。デメリットとして、追加注文がしづらいという点があります。

テーブルオーダーについて

テーブルオーダーは、テーブルに設置されているタブレット型の端末から、タッチパネルに表示されたメニューをお客様自身が選び、注文するというものです。よく居酒屋や回転寿司屋等で利用されています。「テーブルトップオーダー」とも呼ばれ、お客様がタッチパネルで注文すれば、その注文内容がキッチンにデータとして届く仕組みとなっています。なお、テーブルトップオーダー、TTO、セルフオーダーなどとも呼ばれます。

このテーブルオーダーには様々なメリットがあります。例えば、タブレット端末に表示される画面がとてもグラフィカルなものが多く、メニューの写真などを表示することで、視覚に訴えることができるため、直感的な操作が可能となっています。また、注文をする際にわざわざ店員を呼ばなくてもいいので、気軽にどんどん注文できるという点も大きいといえます。さらに、端末からは注文履歴が一目でわかる仕組みになっているので、お客様自身が頼み忘れたかどうかを容易に確認することもできます。

ただしテーブルオーダーにはデメリットもあります。テーブルごとの端末ひとつひとつが、常に充電されていなければならないので、電源の確保が必要な点が挙げられます。また、端末からキッチンに注文データを送信する際は、インターネット環境がなくてはならない点も注意が必要です。

券売機とテーブルオーダーに共通する「メリット」と「デメリット」

券売機とテーブルオーダーには、共通するメリットとデメリットが存在します。ここでは、それらをまとめてみていこうと思います。

まず、共通するメリットですが、人手不足の解消や人件費の削減にとても有効という点です。また、多言語対応をしているものがけっこう多いという点も挙げられます(ただし券売機においてはタッチパネル式券売機に限ります)。さらに、メニュー表が要らないのもポイントです。メニュー表はデザインからラミネート加工までを委託した場合、安いもので数千円、高いもので数十万円もする場合があります。他にも、お客様自身が注文するためオーダーミスが発生せず、店員を呼ぶ必要もありません。

では逆に、券売機とテーブルオーダーに共通するデメリットはなんでしょうか。まず挙げられるのが、両者とも機械なので、故障する可能性があるという点です。特に券売機は台数が限られるので、故障してしまうと致命的です。故障時の対策をしっかりと練っておいたほうが良いでしょう。また、これは諸刃の剣という部分もあるのですが、店員とお客様の接点が必然的に少なくなってしまいます。そのため、接客のあたたかみが感じられないという不満を感じられるお客様も、中にはいらっしゃいます。ですので、いざというときにコミュニケーションをしっかりととれるように意識を持っておくのも、対策としては有効です。

特性で行くと、回転率重視なら券売機、顧客単価重視ならテーブルオーダー

飲食店を経営しているうえで、もちろん売上はとても大事なものとなってきます。券売機とテーブルオーダーは、人手不足問題や人件費削減問題を解消してくれるだけでなく、この売上アップにも大きく貢献してくれます。

ただし、券売機もテーブルオーダーも、各々にメリット・デメリットがあるように、業態によってはそれぞれ向き・不向きがあります。導入にあたって、回転率を重視するのか、顧客単価を重視するのかで、券売機向きなのかテーブルオーダー向きなのかがわかります。

まず、回転率を重視するならば、券売機の出番といえます。というのも、お客様は最初に注文をし、食事をしたのちに帰る、という一連の流れがあり、券売機を使うことでサイクルが短くなるからです。ですので、ラーメン屋さんや牛丼屋さんなど、カウンターサービスの飲食店においては、券売機がその機能を存分に発揮してくれるといえます。

逆に、顧客単価を重視するならば、テーブルオーダーの方が向いているといえるでしょう。テーブルオーダーを利用すると、お客様は店員をわざわざ呼ぶ必要がないため、気軽にどんどん追加オーダーができます。居酒屋さんや回転寿司屋さんなどでテーブルオーダーが活躍するのはそういった業態に向いているからだといえます。

軽減税率対策補助金で券売機とテーブルオーダーを比較

2019年10月1日から始まる消費税率の引き上げに伴い、軽減税率制度が導入されます。この軽減税率制度への対応が求められる、中小企業・小規模事業者が、複数税率対応レジの導入や改修などを行うにあたって、その経費の一部を補助する「軽減税率対策補助金」という制度があります。ここでは、その「軽減税率対策補助金」の角度から、券売機とテーブルオーダーを比較していきたいと思います。

券売機は最近軽減税率対策補助金対象になった

当初、券売機は軽減税率対策補助金の補助対象から外れていました。しかし、全国の中小企業・小規模事業者等から、軽減税率対策補助金制度の補助対象拡大の声が多く寄せられたようです。こういった要望を踏まえた形で、経済産業省は軽減税率対策補助金の制度を拡充する運びとなりました。複数税率に対応している券売機についても、補助の対象となり、軽減税率対策補助金の恩恵を受けることができるようになったのです。

テーブルオーダーは軽減税率対策補助金の対象外、しかしPOSレジは対象なので合わせて導入すると恩恵も

テーブルオーダー自体は、残念ながら軽減税率対策補助金の補助対象外となっています。しかし、テーブルオーダーをPOSレジに紐づけるなら、POSレジ自体は軽減税率補助金対象の製品です。補助金申請にはもちろん条件がありますが、軽減税率対策補助金の対象となっているレジは多数ありますので、テーブルオーダーとPOSレジと一緒に導入して、レジ環境の見直しをご検討されてみてはいかがでしょうか。

金額感で券売機とテーブルオーダーを比較

券売機の費用は、ものによってピンキリです。しかし全体的に費用は高額となります。相場はレジチョイス調べですが、60万円程度~200万円程度と考えておいて良いでしょうか。ラーメン屋さんや牛丼屋さんなどの券売機となるのか、はたまた社員食堂などで使う券売機となるのかによって変わってきます。しかし、券売機は基本、専用に開発されたものなので、費用がそれなりにかかる分、しっかりとカスタマイズされています。また先程挙げたように、軽減税率対策補助金の対象でもあるため補助金を活用することで通常通り購入するよりも、負担が軽くなる場合があります。

対して、テーブルオーダーは利用する端末が、iPadなどの市販の汎用端末を使ったものが多くあります。iPadなどのタブレット端末はたいていが3万円台程度となっていますので、券売機と比較すると、安く導入できるといえるでしょう。もちろんお店の規模によってテーブルオーダー端末の数も変わってきますが、比較的安価にそろえられるのがテーブルオーダーの魅力的なところです。

まとめ

今回は、食券機とテーブルオーダーの比較を行ってみましたが、各々の特性上、導入するべき業態によってメリットとデメリットがあります。追加注文がしにくいといった業態では券売機は向いていませんが、回転率や軽減税率対策補助金の対象になっているというところに目を向ければ、券売機は大活躍してくれるはずです。一方、テーブルオーダー自体は軽減税率対策補助金の対象とはなっていないものの、気軽に追加注文が頼めるという業態では、顧客単価の高さという視点から見てみると、テーブルオーダーに軍配が上がります。

券売機とテーブルオーダーの長所短所をしっかりと見極めて、お店がどちらを導入した方がよいか、ご参考にしていただけたら幸いです。

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