2店舗目の出店を考える飲食店が押さえておきたいポイント6選

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飲食店の経営をしていて2店舗目の出店を考えている方も多くいらっしゃるかと思います。多店舗経営は成功すれば今よりも大きな利益を得ることができますが、失敗すると本店の運営にさえ関わる大赤字を出してしまうリスクもあります。せっかく二店舗目を出店するのなら、ぜひ成功させていただきたいところなので、今回は二店舗目を出す時に注意すべきポイントを6つ紹介させていただきます。

1.現在の店舗経営について分析する

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2店舗目の出店を考えるタイミングというのは、1店舗目の経営が上手くいき、充分な利益を得ている時が多いのではないでしょうか。1店舗目の成功理由を明確にしておけば今後店舗の規模を拡大していく際に大いに役立つので、現在店舗がどうして成功したのかをしっかり分析しましょう。
また、逆に1店舗目の経営がうまくいっていないから2店舗目で逆転を狙っているという方は、現在の問題点をハッキリさせていないと次も同じ失敗を繰り返してしまいます。
現在経営が上手くいっている方も、売上が低迷してしまっている方も、まずはメニューやサービス内容、立地条件など、様々な視点から見直して今後に活かしていきましょう。

2.人材の育成と活用

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店舗の数が増えても、経営者は自分1人しかいないので、目が届きにくい部分が増えてくるはずです。そうなると2店舗目にはお店の運営やスタッフのマネジメントが任せられる、信頼できるスタッフを配置する必要があるでしょう。なので、2店舗目の出店を考えるタイミングとして、安心して新店舗を任せられるだけの人材が育っているかどうかも重要なポイントです。
さらに、2店舗目で働く新しいスタッフも補充する必要がありますが、最近ではアルバイトやパートでも、正社員とほぼ同じ業務を担当しているというケースも多いのではないでしょうか。なかにはアルバイトから正社員になり、後に店長に就任したというケースも見受けられるので、ただのアルバイトやパートとして甘く扱うのではなく、優秀な人材は将来の店長候補と見なして育成に力を注ぎましょう。

3.コンセプトを決め、場所を選ぶ

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これまでと同じターゲット層を狙っていくのか、それとも客層の拡大を図って新しいコンセプトを設定するのかも重要なポイントとなります。たとえば一店舗目は主婦層に受けて成功したけれど、二店舗目では働く女性客を呼び込みたいと考える場合、お店の雰囲気やメニューの内容、開業に適した立地などは一店舗目とは異なってきますよね。お店のコンセプト、ターゲット層と開業する立地が食い違ってしまうと、思うようにお客様を呼び込めないという事態になりかねません。
主婦層なら郊外や住宅街、働く女性ならビジネス街など、どんなコンセプトでどこのエリアに出店するかをよく考え、検討しているエリアには何度か足を運んで調査しておきましょう。
また、一店舗目と二店舗目の場所が近すぎると、新規顧客が得られずにリピーター客だけが分散してしまう可能性があります。一方、県外などかなり離れたエリアに出店してしまうと、何かあった時にスタッフが行き来をするのに時間がかかってしまい、効率が悪くなってしまいます。近くに出店するか遠くに出店するか、様々な可能性を視野に入れて考えましょう。

4.資金の準備と運用について

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店舗を開業するのには、相応の資金が必要となりますよね。お店の規模や業態、開業する土地によってかかる金額は変わってくるので、まずはどのくらいの額が必要なのかを計算しておく必要があります。
一般的に初期投資費は三年以内に回収できると良いとされているので、月ごとの売上、支出など具体的に計算しておき、利益を予測し、それらに見合った初期費用を投資しましょう。
回収の見込みがないのに初期費用をかけすぎてしまうと、肝心の経営が火の車状態になってしまうことにもなりかねません。そうならないためにも、事前に正確かつ実行可能な予測を立てておくことが肝心です。
また、税理士など会計のプロに相談できる状態にしておくのも手段の一つです。二店舗目の開業時だけではなく、あらゆる場面でお金に関するさまざまなアドバイスが得られるようになるでしょう。

5.業務のマニュアル化

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多店舗経営にあたっては、業務内容をマニュアル化して共有するのも大事な要素となります。たとえばスタッフ店舗を異動することになった際に業務の進め方が異なっていると、スムーズに業務が行えなくなり、提供するサービスや料理の質も低下してしまうかもしれません。そうならないためにも全店舗で統一した業務マニュアルを作成して共有する必要があります。
また、二店舗目を出店する段階でマニュアルを作成し共有できていれば、さらなる店舗拡大の際にもプラスとなるはずです。お店の規模が大きくなればなるほど、経営者1人では直接関与できない部分が増えてくるので、あらかじめ起こり得るトラブルを想定したマニュアルを作成し、スムーズな経営が行える状態にしておきましょう。

6.情報の一元管理

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複数店舗経営になると、経営者は単純にこれまでの2倍の情報を管理しなければなりませんが、なかなか目が届かずに売上などの実態がつかみにくいということもあります。
そこでおすすめなのがPOSシステムを利用した一元管理です。POSシステムを利用すれば売上の集計や在庫管理はもちろん、両店舗の顧客情報をまとめて記録しておくことや、従業員の給料計算も簡単に行うことができ、現場にいなくてもお店の状況を掴みやすくなります。
また、複数店舗の経営をしていると「本店で一番人気のメニューが2店舗目ではあまり売れてない」「1店舗目ではランチが終わると客足が減るが、2店舗目では昼過ぎも一仕事終えた主婦が集まってる」など、店舗間で大きな違いが発生するという状況は十分あり得るのですが「本店では1番人気だから2店舗目でも人気なはず」という思い込みが発生してしまう可能性もあります。
POSシステムを利用すれば両店舗の特徴を把握できるので、食材の発注数やスタッフのシフトの調節も適切に行えるようになります。

まとめ

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1店舗目では経営者自身が現場に立って直接マネジメントにも関与できましたが、抱える店舗が2つ以上になると本格的に経営者としての力が必要となってきます。
人材育成やマニュアル作成をしっかり行って、自分が現場にいなくてもスムーズにお店が回っていく仕組みをつくっていきましょう。
今回紹介したポイントを活かし、2店舗目の経営も成功に導いていってください。

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