話題の【セミセルフレジ】メーカー大手3社の製品比較

セミセルフレジメーカー3社の製品を比較、紹介

みなさん、こんにちは。セルフレジの導入が思ったほど進んでいない理由やセミセルフレジの導入が進んでいることを前回の記事にてお伝えしました。今回は大手メーカーの取り組みをそれぞれの製品特徴と併せて比較しつつご紹介したいと思います。
セミセルフレジは、イオングループが実店舗での試験導入を経て本格導入を決めたほか、福岡県を中心に展開するスーパーを運営する西鉄ストアが全50店舗での導入を決めています。

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寺岡精工の[スピードセルフ]・[スマイルセルフ]

寺岡精工[会社ロゴ] 国内のセミセルフタイプのレジで最も出荷台数が多いのが寺岡精工です。
寺岡精工は「日本発の商業用バネばかり」を開発したメーカーであり、国内の量り売り機能付きPOSレジにおいて圧倒的なシェアを持っています。その他にも、ラベル印刷機、食品検査装置、デジタル値札、計量包装値付機などを製造販売しています、2002年に国内で初めて「セルフレジ」を開発・販売した会社でもあるのです。
セミセルフレジの製造メーカーの中では、導入店舗数の面で先行しており、西鉄ストアで導入されるセミセルフレジも寺岡精工のものです。

 

 

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商品スキャンと会計を完全分離させた「スピードセルフ」

寺岡精工のスピードセルフ

スキャンと会計を完全分離させたスピードセルフは商品のスキャニング後にお客様に会計だけ行ってもらうタイプのセミセルフレジでセミセルフレジとして一般的なタイプです。クレジットカードの読み取り機や会計状況を監視できるカメラをオプションとして装備できる拡張性の高さも魅力です。流通小売大手の「イオンリテール」が試験導入しているセミセルフレジも筐体のデザインから判断すると間違いなく寺岡精工のレジですね。

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「商品スキャン」と「会計」は同じ機械、袋詰め作業の間に会計をセルフで行う対面型「スマイルセルフ」

寺岡精工のスマイルセルフ

前述の「スピードセルフ」が主に食品スーパーなどの量販店を対象にしていたのに対して、寺岡精工は「パン屋」、「ケーキ屋」、「惣菜店」「土産物店」等の専門店にフォーカスさせたレジシステムを開発しています。それがこの「スマイルレジ」システムです。 「スマイルセルフ」は商品のスキャンと会計を別の端末で行うタイプではなく、対面で店舗スタッフが袋詰めをしている間に利用者に会計を行ってもらうスタイルで、スペースの余裕が無い店舗でも導入できるものです。特に食べ物を扱う飲食系の店舗では、店員が直接お金に触らないので衛生的です。

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富士通フロンテックの[TEAM-PoS/SP(チームポス エスピー)+SS900シリーズ]

富士通株式会社ロゴ 富士通フロンテックは、金融機関向けのATMなどを製造しているメーカーで、自動精算機能などに強みを持つメーカーです。POSレジの筐体では「TeamPoS」などや食品スーパー向けのPOSシステム「TeamStor」などを提供しています。
富士通フロンテックのセミセルフレジ[TEAMPos/SP]
富士通フロンテックは2013年からセミセルフレジ[TeamPoS/SP]の提供を開始しています。

通常のセミセルフレジであれば商品スキャンする機会(登録機)で精算票を発行し、それに印刷されたバーコードを精算する機会(会計機)でスキャンする方式が一般的ですが、SS900シリーズの場合は商品登録が終わった時点で会計機が指定されるので、「カゴ抜け」が発生しにくい構成になっています。

東芝テックの[Semi Self(セミセルフ)]

東芝テック[TEC WILL makes value] 最後になりましたが、国内最大のレジメーカー東芝テックも当然セミセルフレジのシステムを構築できます。食品スーパーでの従来型レジのシェアも高いので、POS情報の管理システムを東芝テックで統一しているとすれば、費用は最小限で導入が出来るでしょう。

東芝テックのセミセルフレジ

 

東芝テックも2013年からセミセルフレジの販売を始めており、「分担制チェックアウトシステムSemiSelf」をSS900シリーズで提供しています。特徴的な点は、精算時には現金、クレジットカード、電子マネーの利用が可能なので、この点は3社の中で抜きん出ている印象です。

まとめ

いかがだったでしょうか。大手3社それぞれ独自の取り組みを行っていますが、導入店舗数で先行している寺岡精工は食品スーパー以外にも導入実績があり、やはり一日の長があるなと感じますが、店舗ポイントが貯まるEdyなどの施策を行うことができる東芝テックの「Semi Self」の普及も今後導入が進みそうです。
今後は精算機の使いやすさも各社どんどん進化してクレジットカードやポイントカードの対応も進み、スーパーだけでなく、パン屋やケーキ屋のほか、イートインスペースがあるカフェなどの店舗でも当たり前に目にするレジになる日も近いかもしれません。また、商品スキャンを行った後に会計を行わずに店を出てしまう「カゴ抜け」も心配になりますが、その点に関しては3社抜かりなく行っています。商品のスキャンが終わった客に誘導ランプで会計機を指定して会計させる仕組みです。また、店舗側での方策として、商品スキャンの前後でカゴの色を変え、会計が完了していないことを明示的に示すなどで対応すれば万全でしょう。