人件費の削減だけが目的ならセルフレジの導入をやめた方が良い理由とは

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年々導入店舗数が増えてきているセルフレジですが、レジチョイス宛に頂くセルフレジ検討の相談では『人件費を削減したい』という目的の方が結構な割合でいらっしゃいます。
しかし、セルフレジは最近POSレジの中でも主流になりつつあるタブレットPOSの何十倍もの導入コストを必要とするのですが、人件費と比較して本当にメリットはあるのでしょうか。

一般的な人件費はいくら?

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まず、スタッフ1人あたりにかかる人件費はどれくらいの費用がかかるのか考えてみましょう。
2018年4月現時点で、最低賃金の全国平均額は848円となっているため、今回は848円で考えてみたいと思います。また1日に8時間、月に20日働いているアルバイトスタッフを例に考えてみましょう

8時間×848円=1日あたり6,784円/人
6,784円×20日=1ヶ月あたり135,680円/人
135,680円×12ヶ月=1年間あたり1,628,160円/人

以上の結果より、アルバイトスタッフ1人の雇用をストップした場合に削減できるコストは1年間当たり1,628,160円ということが分かります。
150万円以上ものコストが削減できると考えればかなりお得な気もしますが、セルフレジの導入費用と比較するとどのような結果になるのでしょうか。

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セルフレジの導入には多大なコストがかかる

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これまでセルフレジを導入となると数百万円の導入費用が必要となるためかなりのコストが必要となっていました。スタッフ1人の1年分の人件費が1,628,160円だとして、これでは人件費削減どころではない費用負担が発生してしまいます。
長期的に考えればお得なのかもしれませんが、導入費用に加えて定期的なメンテナンスが必要と考えればなかなかの費用がかかってくる可能性が想定されるため、費用的にお得だと言い切れる保証はありません。

ちなみに、店舗やサービス運営支援のネイティブアプリ「Orange Operation」や、柔軟な拡張性を持つECサイト構築パッケージ「Orange EC」を提供する株式会社エスキュービズムからは、1台100~150万円で導入できるPOSレジが発表されています。タブレット端末用の店舗支援アプリ「Orange Operation」と自動つり銭機、レシートプリンタ、バーコードスキャナーなどを組み合わせることでセルフレジがつくり上げられており、現金をはじめとしてクレジットカードや電子マネー決済にも対応している優れものです。
こちらのセルフレジは、これまでのセルフレジに比べて比較的安く導入できるようにはなっていますが、スタッフ人件費削減と比べてお得かどうかは微妙なラインと言えるでしょう。

また、レジ内に商品を入れるだけで商品情報を読み込むことができるセルフレジがGUに導入されたことで大きな話題を呼びましたが、こちらは効率化や話題性はあれども、実は料金的なメリットはあまり無いのでないかとも言われています。
GUのセルフレジの仕組みとしては、商品の値札にICタグを埋め込むことによって実現しているのだそうです。こちらのICタグは1枚につき10円程度のコストがかかっているそうで、1枚1円程度で抑えられるようにならない限りは、コスト面だけで考えるとマイナスとも言えるでしょう。

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導入コストが大きな負担になってもセルフレジの導入を推奨する理由

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セルフレジの導入が大きなコスト削減につながるかといえば、そういう訳ではないということはご理解いただけたかと思いますが、それでもセルフレジの導入には沢山のメリットがあります。
セルフレジを導入することによって店舗はどのようなメリットを得ることができるのでしょうか。

慢性的な人手不足の解消につながる

POSシステムなどのメリットを掲げる際に「人件費削減」「人材不足解消」などと、サラッと並べられる機会の多い2つの問題点ですが、人件費削減は今いるスタッフの人数を減らしてコストを下げたいという問題に対し、人手不足は働き手が欲しくてもスタッフが集まらないという問題です。
地域や業種によってはスタッフの募集をかけてもなかなか集まってもらえない場合もあると思いますが、セルフレジであればそもそも人材があまり必要なくなるため人手不足の解消に繋がります。

従業員が現金に触らないので衛生的で不正の心配もない

食品を扱う店舗では現金に触れた手で商品を触ってしまって問題になったりもしますが、セルフレジは初めから終わりまでお客さまが操作をするため、スタッフは全く現金に触れることはありませんので衛生的です。
さらにスタッフによる不正行為が問題視されることもありますが、セルフレジであればレジ締めまでスタッフが現金に触れる機会がないため、こちらも安心です。セルフレジ同様にセミセルフレジや自動つり銭機でも不正防止の効果があると言えます。

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まとめ

セルフレジは人件費などのコスト削減のためだけに導入しようと考えた場合、逆に導入費用やメンテナンス費用の方が上回ってしまう場合もあるため、見積もりを出してからしっかりと考える必要があります。しかし人件費削減+αとして、他の効果も期待しているのであれば導入して損はないでしょう。
セルフレジの導入について検討されている方は、店舗の規模や立地条件、現在抱えている問題点など、さまざまな要素を頭に入れた上でセルフレジがあった方が良いかどうかをよく考えてみてください。

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