タブレット型POSレジと連動した電子マネー決済端末ついに登場

つい先日にAirREGIサービスカウンターへの取材(「直接行かなきゃ分からなかったAirレジサービスカウンターの【サービスをレジチョイス初公開!】」)を終えたばかりですが、ここで記事の最後のほうに電子マネー決済の部分にふれていたとおり、昨日(10/3)株式会社リクルートライフスタイルより「Airペイ」電子マネー決済サービスが2016年12月より始まるという発表がありました。これはレジチョイスとしては見逃せない最新情報です!早速リサーチ開始です。
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この記事の目次
Airペイとは?
Airペイとは、先日(2016年10月3日)に株式会社リクルートライフスタイルが発表したカード決済サービスのことです。今までは「Air Payment」という名前のサービスでしたが、今回はこのカード決済サービスで新たなクレジット会社と交通系電子マネーが利用できるようになったというものです。6つの主要な国際ブランドカードと交通系電子マネーがスマートディバイスと決済端末一台で決済できるのは業界初となるようです。
上記の2つは決済時に利用する通信規格がTypeA/B型(国際ブランドカード)とFelic規格(交通系電子マネー)という形で異なるため、今まで一つの端末で行うことが難しくPOSレジ周りに数台の決済端末が置いてあることが当たり前でした。店舗経営をされていらっしゃる方や、レジ経験者であれば決済方法に合わせて端末を探し出すのに一苦労された経験があるのではないでしょうか?
今回のこのサービスは、一つの決済端末ですべてが完結するワンストップ型ですので非常に利用がしやすい決済サービスではないでしょうか?もともとタブレットPOSのよさの一つは場所をとらないという点です。複数代の決済端末の利用であれば結局配線の関係上レジカウンターが煩雑になる場合も考えられますが、Airペイであれば一つの端末だけで複数決済対応ですので安心です。
電子マネーが利用できるメリット
電子マネーが利用できるメリットの大きな一つとしては、2016年10月からスタートしているApple Payの利用者を獲得できるという点ではないでしょうか?今までは、交通手段時や自動販売機での決済程度しか利用されていなかった交通系電子マネーがApple Payの普及により多くの方が利用されることが予想されます。
今後電子マネーの利用やApple Payの利用者が増えることでキャッシュレス化やカードレス化が進むことを考えると決済の幅を一つの機械で広げることのできるAirペイはかなり魅力的ではないでしょうか?
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電子マネーとPOSレジが連動しているメリット
こちらのサービスではペイメントマスターということで既にスマートディバイスでカード決済ができるサービスになりますが、こちらはPOSレジと連動することが難しくどちらかというとスタンドアロンタイプの決済サービスになってしまいます。また上記のサービスでは交通系電子マネーの決済は出来ないようです。
Airペイであれば、会計時に決済方法を選択するボタンがありますのでボタン一つでそのママクレジットカード決済や電子マネー決済の画面が自動的に表示され決済端末にも表示されるので、端末に金額を入力しまちがえる心配がありません。
利用可能カードの種類と手数料
利用可能カード
Airペイで利用できるカードの種類は、上記の種類になります。左側が決済可能なクレジットカード会社になり、右が利用可能な交通系電子マネー会社の一覧になります。今までVisa,Mastercardしか利用できなかったAir Paymentと比べると単純に7.5倍に決済の幅が広がったといえるかと思います。
クレジットカード会社
Visa(ビザ)・MasterCard(マスターカード)・JCB・American Express・Deiners Club・Discover
電子マネー会社
Kitaca・Suica・PASMO・talca・manaca・ICOCA・SUGOCA・nimoca・はやかけん
その他の決済方法
さらに、Airペイ以外にもモバイル決済「中国でモバイル決済の8割を占める【アリペイ】に【エアレジ】が早速対応!」などがありますのでインバウンドのお客様も取りこぼさないサービスや、POICHI for AirでTポイントやPontaカード利用者をも囲い込むことができるオールインワンソリューションのサービスを受けることができます。
決済手数料
2016年10月4日時点での決済手数料は、
- Visa, MasterCard, American Express: 3.24%
- JCB, Diners Club, Discover: 3.74%
- 交通系電子マネー:3.24%
以上になりますが、比較的決済手数料等も他のPOSレジよりも数%低いように感じます。また上記の電子マネーの手数料は、今後決済量が増えてくることを考えるとかなり良い数字ではないでしょうか?
さらに、忘れがち?といってよいのでしょうか?決済金額の振込み手数料等が発生する場合がありますが、月最大6回まで振込み手数料は無料であるということが魅力の一つでもあります。つまり売上金の回収のサイクルを早めることが出来るということですので、経営者にとってはかなりの魅力ではないでしょうか?
申し込み方法
申し込み手段
- パソコン上から行う
- AirREGIサービスカウンターにて行う
パソコン上で行う場合には、まず上記リンク先から申し込みを行ってください。その後は指示に従って登録作業を行っていただければと思います。
一方でAirREGIサービスカウンターでは、申し込みを代理で行ってくれますので必要書類等を確認した上で、お近くのサービスセンターまで直接うかがうことをおススメいたします。
必要書類
- 口座情報
- 本人確認書類または登記簿謄本
- 許可証(各業種で必要な業務許可証・登録所をご準備ください)
- その他(AirレジID等)
注意事項
申し込みを行う前に確認しておくことがあります!まずはココでチェックしておきましょう。(※2016年10月4日時点)
- Airレジのアカウントをお持ちですか?
- 専用のカードリーダーが必要になります。
- JCB,American Express, Diners Club, Discoverは2016年12月上旬開始
- 交通系電子マネーの利用開始時期は現在未定(Pitapaは利用不可)
- 交通系電子マネー利用の場合はプリンターが必須となります。
以上5つの点を理解したうえでの、導入をご検討してみてはいかがでしょうか?
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