モバイル決済POSシステムが市場にもたらす3つのインパクトとは?

POSレジ業界で、エアレジ・スマレジ・ユビレジを筆頭にタブレット型のモバイルPOSレジシステムが市場に広がりを見せている中、同様にモバイル決済システムも市場に広がっております。
世界市場調査をしているTechNavioによると、2016年-2020年までの間にモバイルEMV決済対応のPOSターミナル市場はCAGR(年平均成長率)が18%と予測しております。このような予測から、世界各地のメディア、金融市場、財務情報などの様々なニュースを配信しているビジネスワイヤーが「Top 3 Trends Impacting the Global Mobile EMV POS Terminals Market Through 2020: Technavio」のような記事をリリースしていましたので、紹介したいと思います。
POSレジの更なる付加サービスの拡大
レジチョイスでも、様々なPOSレジに付随している様々な機能をご紹介しておりますが、
分析機能、在庫管理、マーケティング、その他のコンサルティングサービス、売上レポート、分析ツール、レシートマネージメント、
など様々です。これらの需要は主に中小企業からの需要が高く、これからも中小企業のニーズに合わせた付加サービスがPOSレジシステムには求められると
記事では説明しております。
たしかに、POSレジシステムを業界別に調べているレジチョイスですが、
業界のニーズに合わせたシステムを各社開発しております。
例えば、飲食店ではセルフオーダーシステムや予約システムの付随などがあります。
それ以外にもアパレルであれば、RFIDシステムとPOSレジを連携したサービスや
サロンではECサイトとの連携や分析機能の追加などがあります。
今後、POSレジを比較する、業者や店舗の方はそれぞれの業界にあった
必要なサービスを提供しているPOSレジを選ぶことをおススメします。
クラウドベースのソリューション拡大
様々なサービスがPOSレジ機能に付随することにより
ビックデータ分析やセールスマネージメントツールなどのサービスが展開されていることにより
本店でのデータ集約により中小企業にとっては大幅なコストカットにつながっているようです。
ネットワーク環境が整備しているという状況も重なり、今後もクラウドベースのソリューションが
POSレジ業界でも広がりを見せてくるとBusinessWireは指摘しています。
レジチョイスでも紹介させていただいたPOSレジの殆どは
すでにクラウド管理システムなどに対応しており、最低限売上などの状況はネットワーク環境のもと
利用可能である場合が殆どです。「ブレインレジ」でクラウド管理対応となっております。
今後さらなるクラウドベースのソリューション機能が求められるということであれば、
キャッシュレスのPOSレジシステムでは、殆どが外部からのアクセスによるレジ締めなどが
できるシステムも今後広がるかもしれません。
ビックデータマネージメントの発生
すでに、クラウドシステムなどの広がりによりビックデータマネージメントは
経済界にとって重要な役割を占めておりますが、
商品の売上などを管理しているPOSシステムのデータがクラウドベースでサービスが
広がることにより、更なるビックデータのマネージメントが必要となってきます。
モバイルEMV決済システムでは様々な個人情報データを集計することができるので、買い物をしている人口分布であったり傾向をビックデータに蓄積することが出来ます。このようなデータを今後のマーケティングデータに活用する必要性が出てきております。
以上、モバイルPOS決済システムの拡大がもたらす影響範囲は広いことからも
今後のモバイルPOS決済システムの需要は続くことが予想されるとされています。
このような流れをつかみ、経営の流れをつかむためにもPOSレジ選びは
今後のアップデート可能なものを導入することが重要となってくるのではないでしょうか。