アパレル店と本屋がPOSレジを導入するメリットとは?レジチョイスが解説します。

前回、「POSレジ初購入者が押さえておくべき基本知識とメリット」の記事では、POSレジのメリットについて触れました。分析ができるようになる、会計処理やレジ締め処理が早くなる、不正処理を未然に防げるといった基本的なPOSレジの導入のメリットがあります。POSレジを導入するメリットを業界別にご紹介いたします。
その第一弾はアパレル店と本屋がPOSレジを導入するメリットについてご紹介してまいりたいと思います。

アパレル店がPOSレジを導入するメリット

アパレル業界におススメのPOSレジはこちらの記事でご紹介しておりますので、
ご参考にしていただければと思います。【2016年度】アパレル業界専用POSレジ10選
記事で紹介しているPOSレジの機能で具体的にどんなメリットがあるのかを、事例も交えてご紹介させていただきます。

季節モノの新作を出すタイミングを検討できる

nit

一番は、季節モノの売れ行きを把握することができるという点です。
POSレジの略はPoint of Sale(販売時点情報管理)の略ですが、この販売「時点」というのは、何時~何時までが売れたということだけではなく何月に何が売れたかといった、「季節」毎や年といった時点でも売上を管理することができるのです。

つまり、昨年の9月にはこのブランド商品が売れたので、このブランドの新作を入荷しようといったことや、昨年の売上傾向を商品ごとに分析することで、昨年までの秋物の売れ行きであれば、ニットがフリース素材よりも売れているということで、ニット系を大目に入荷しておくといった戦略を考えることができます。

・インバウンド需要に対する販売戦略

上記で、季節ごとの販売戦略ということで言及いたしましたが、インバウンドで海外から来られた観光客の方に対しては、逆転する場合があるようです。

例えば、こちらの記事

kutsushita

でもあるように、夏場に冬物のタイツが売れているというPOSレジの異常値から導き出し多答えとして、このような販売戦略を打ち出すことが出来たようです。

海外からのお客様の多いアパレル店舗ではこのような、インバウンドのお客様の情報を分析するにもPOSレジのデータが役立っているようです。

・RFIDの利用で在庫管理から一括会計が可能(GU等を参照)

アパレル店のレジカウンター内で、洋服の中に紛れ込んだ値札タグを探すのに時間をかける店員さんを目にすることが多いことと思います。
さらに、購入する洋服が大量であればあるほど、布に紛れ込んだ値札を探す時間はかかるはずです。
それによって、レジに長蛇の列が出てきてしまいます。
大型店でレジが何台も並んでいるにもかかえわらず、会計待ちの人が列をなしているのが当たり前?のようになっています。

そのようなタグを探す手間を解決するのがRFIDというICタグです。
ICタグを利用することで、ハンディスキャナ等で一括で値札情報を読み取り会計処理をするPOSシステムがあります。これにより会計時間を短縮し顧客満足度をアップさせることができます。

RFIDシステムを導入しているPOSレジシステムの強み」で詳しく書いておりますが、このシステムを導入しているのが、GUになります。
gu_selfregi

アパレル業界で利用できるセルフレジシステムです。
上記の写真のシステムに、買い物かごをそのまま入れるだけで、中にあるICタグ情報を機械が読み取り、一括で計算処理をしてくれる優れものです。

本屋がPOSレジを導入するメリット

委託販売という形式で販売を行っている本屋ですが、万引きで店じまいをする前に、POSレジを導入することで万引き防止を行い、売上分析、在庫管理で業績をのばすことが可能です。

・万引き防止

アパレル業界で少し触れましたが、RFIDシステムを導入することで万引き防犯対策が可能です。
RFIDシステムで利用するICタグが入り口のセンサーに反応し万引きを防止するシステムになります。

rfid_sample

出版社が、本につけてくれることが一番良いのですが、RFIDをつけておろしている会社はさほど多くありません。

ICタグの現状として、已然よりも価格は下がったとはいえ小売店規模の本屋が独自で導入するにはまだまだハードルが高いといえます。
ですが、万引きでの損失を考えるとRFID導入のほうがコストが安くなるかもしれません。

・売上傾向分析で売上拡大

hon本屋は立地の条件で取り扱う本が変わってくるかと思います。
例えば、学生が多い地域や周辺に学校がある本屋では、参考書や漫画本などを多く取り扱ったり、ビジネス街に位置する本屋であればハウツー本といったビジネス本などを多く取り扱っているかと思います。

これらの販売傾向をPOSレジでの売上データを活用することでより具体的に、詳細に分析をすることができるので感覚値ではなく、データに基づいた販売戦略を打つことができるといった
POSレジ導入のメリットがあります。

・膨大な在庫管理

本の在庫に関しては、相当数の在庫を抱えていることと思います。
理由としては委託販売であるからという理由です。
いくら在庫を抱えていても、支払いは本が売れたときに発生するからです。

しかし、在庫管理がしっかりしていなければ委託販売商品の在庫を多く抱えているのはリスクになります。例えば、在庫であるはずの本が1冊なくなっているだけで本屋は4冊分の利益を失ってしまうからです。
このようなリスクから在庫をあまり持たない本屋もいらっしゃいます。

在庫管理をバーコード管理で行ってくれるのがPOSシステムになります。
バーコード管理で、どのフロアのどの本棚にストックしているかを把握できるシステムも導入されています。

・返品率の確認

本屋がPOSレジを導入するもうひとつのメリットは、どの出版社、どの著者の本を入荷するかの判断基準をPOSレジの販売データから導きだすことが出来るという点です。

売れた商品のデータだけではなく、返品された数のデータを管理することで売上を上げるための販売戦略を導き出せるのです。
例えば、影響力の高い出版社の商品(A)を100冊入荷して30冊売れました。
一方で、弱小出版社の商品(B)を10冊入荷して5冊売れました。
お店としては30冊売れているA本が良いのかもしれませんが、売り場面積が狭くても売れている本である5冊売れたB本に可能性を見出すことが出来ます。
つまり、上記のような売上データをPOSレジから吸い上げることでB本を100冊入荷して、販売テストをすることが可能なのです。