POSレジの各種機能は3パターンの利用方法があるって知ってた?連携させるメリットと、連携させないメリット

POSレジはただレジ会計機能が搭載されているだけではなく、分析機能や管理機能などさまざまな形で店舗の運営を助けてくれる機能があります。POSレジの購入を検討する時に、気になるのが使える機能ではないでしょうか。たとえばレジと一緒に予約機能を使いたいと考えている人もいますよね。そうした場合、最初からPOSレジに予約機能が標準搭載されている物を選べばいいのでしょうか。
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この記事の目次
3パターンの方法がある?
POSレジは従来のレジスターとは異なり、会計機能だけではなくリアルタイムにデータを収集し、管理や分析に活かせるという特徴があります。データをうまく活用することで集客率や売上アップに繋げられるので、データを活用できる機能を望む方も少なくありません。
最近ではPOSレジと言っても多様なタイプの物が登場しており、機能もさまざまです。望んでいる機能が搭載されているかどうかで購入するPOSレジを選ぶ人もいるでしょう。しかし近年ではお手軽に外部システムと連携できるPOSレジも多く、最初からレジそのものに欲しい機能が搭載されていなくても連携して利用することが可能なの場合があるのをご存知でしょうか。
たとえば予約機能が欲しいと考えている場合には、予約機能を「レジ内部に持つ」「外部機能とレジを連携させる」「まったく連携させない」という3パターンの方法があります。
今回は予約機能を例に、それぞれのパターンについて解説していきます。
POSレジの内部に予約機能を持つ場合
POSレジの中には、レジの内部に予約管理機能を持っている物もあります。この場合の予約システムは、POSレジメーカーが開発した予約管理機能ということになります。
予約機能をPOSレジ内部に持つメリット
内蔵型のレジはPOSのデータと一体となっているので、扱いが用意で画面の移動も簡単に行えます。また予約管理機能と連携しやすいようにレジ自体が設計されているので、もっとも安心してお使いいただけるでしょう。
予約機能をPOSレジ内部に持つデメリット
POSレジを乗り換える際にはデータの持ち出しが必要となります。またレジと一体型なので、万が一レジが故障してしまった時には使えなくなる恐れもあるので注意してください。
予約機能をPOSレジ内部に持てるPOSレジ
パワーナレッジPOS
例えば、パワーナレッジPOSは整骨院・美容院・サロン向けのPOSレジです。クリニックやサロンにとって欠かせない予約・顧客管理機能が標準搭載されており、POSとタブレットで完全管理できるようになっています。タッチパネルで簡単に操作が行えるので、POSレジを初めて利用する人でも安心して扱えるでしょう。
パワーナレッジPOSの予約管理機能
パワーナレッジPOSの予約管理機能では、主に以下のようなことが行えます。
- ネット予約
- 予約の登録
- 予約内容の編集
- 予約の削除
- 顧客情報の簡易登録・編集
担当者ごとの予約に留まらず、使用する機材や部屋単位での予約も受付可能です。一人の顧客に対して、複数の担当者設定も行えます。さらに予約制御機能では、スタッフの休日や休憩などの情報も設定できるので、スケジュール管理にも活用できますね。
店舗のホームページにリンクを貼るだけで、簡単にWeb予約システムが利用できるようになります。Web予約は24時間対応しているので、お客様のライフスタイルに合わせていつでも予約を受け付けることが可能です。
さらに外部予約システムの取り込みも行えますが、相互連動はしていないので注意してください。
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外部の予約システムとPOSレジを連携させる場合
POSレジ自体に予約機能は搭載されていなくても、外部の予約管理サービスと連携させる方法もあります。使用予定のPOSレジと対応している予約管理サービスを確認し、それぞれで契約して連携させましょう。
予約機能を外部サービスにするメリット
POSレジと予約管理システムを別々のソフトで扱うことになるので、もしもレジが故障してしまった時にも予約システムは活きています。また乗り換えの際にも、同じ予約システムと連携しているPOSレジを探して乗り換えればデータの移し替えも簡単に行えますよ。
予約機能を外部サービスにするデメリット
POSレジと予約システムを連携させる際には、自分で作業を行う必要があります。また希望の予約管理システムにこだわりがあり、連携しているPOSレジを探す場合には選択肢が狭くなってしまうかもしれません。
予約サービスのシステムの例
トレタ
トレタは業界シェアNo.1を誇る飲食・レストラン向けの予約/顧客台帳サービスです。現在1万以上の店舗で導入されており、高級店からカジュアルなお店まで、あらゆる規模の店舗で利用されています。
トレタのWeb予約はさまざまなグルメサービス・ITサービスと連携しており、お客様からの予約が自動的かつ正確にトレタへと入ります。これにより予約情報を転記する手間を軽減し、ミス防止にも繋げられるでしょう。
トレタはPOSレジと連携させることで、予約・顧客情報とPOSに入っているデータを自動的に繋げることも可能となります。過去の注文履歴を簡単に記録でき、確認も簡単に行えます。POSとの連携により、予約受付から来店時の対応までスタッフ全員で共有して活用すれば、接客サービスの質を向上させリピート率アップに活かせますね。
予約機能とPOSレジを連携させない場合
POSレジとは別に予約管理システムと契約しつつ、さらにレジと外部システムをデータ連携させない方法です。レジと予約システムを完全に別物として扱うので、とくに連携にこだわっていないのであれば、こうしたやり方も有効ですね。
機能を連携させないで使うメリット
「予約機能内蔵」「予約システムとの連携可」といった条件でPOSレジを探さなくていいので、選択肢は大きく広がるでしょう。もちろん費用面でも選択肢は幅広くなります。
機能を連携させないで使うデメリット
POSレジと外部予約システムが連携できないので、二つのサービスをそれぞれ操作して管理する必要があります。
機能を連携させないで使う例
Airリザーブ

引用:Airリザーブ HP
Airリザーブは誰でも簡単に、無料で利用スタートできる予約管理システムです。24時間対応なので予約の取りこぼしを防ぎ、顧客情報や予約履歴といったデータも蓄積されるので、リピート率アップにも活用できるでしょう。ネット予約だけではなく電話予約のデータも一元管理できるので、予約のダブルブッキングが防止できますね。
Airリザーブから発行された予約画面のURLを店舗や企業のホームページにリンク設置すれば、簡単にWeb予約サービスが利用できるようになります。またAirリザーブでは、以下のような二つの予約タイプが用意されています。
自由受付タイプ
予約する人が好きな時間から申し込むことが可能なタイプです。
向いている業種
- 病院
- 整体・マッサージ
- トレーニングジム
- 百貨店
- 金融機関
- レンタルスペース
- 公共施設
など
事前設定タイプ
店舗側があらかじめ予約枠を設定し、予約する人はその枠の中から予約を申し込みます。
向いている業種
- 各種スクール
- イベント
- カウンセリング
- 講習会
- カルチャー教室
など
まとめ
今回は予約管理に焦点を絞り、POSレジ内蔵型・外部連携型・分離型の3パターンについて解説しました。
POSレジの便利な機能は標準搭載されているケースもあれば、外部連携が可能というケースもあります。内蔵されていない場合でも外部連携で対応できるものもありますが、連携できるPOSレジやシステムは限られているので、注意が必要です。
ご自身がどんなタイプの機能を望むかによって、最適となるPOSレジの種類は変わるでしょう。今回紹介した他にも、POSレジや予約管理サービスは無数に存在しますので、色々と調べてみることをおすすめします。
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