POSレジと連動できるQRコード決済は?スマホ決済導入を1度は検討すべき理由

ニュースや新聞でも取り上げられることが増えてきた「QRコード決済」。スマートフォンを利用して手軽に決済できるため、導入する店舗も増えています。また、中国ではQRコード決済はかなりメジャーな決済方法となっており、中国人観光客のために対応を急いでいる店舗も多いのが現状です。
しかし、実際QR決済の実態は意外に知られていないもの。手数料はかかるの?運営費はいくら?導入するとどんなメリットがあるの?など、よくわからない点が多いのも事実。そこで今回はQRコード決済について、対応させるメリットやオススメの導入方法まで、レジチョイス目線でご紹介していきたいと思います。
「ピピッとチョイス」では、QRコード決済の比較・情報を発信中。別にレジと連動しなくてもいい!いろんなQR決済を知っておきたい!という場合は是非こちらもご覧ください。

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QRコード決済の基礎知識

QRコード決済についての基礎知識をご紹介します。

QRコード決済とはそもそもどんなもの?

QRコード決済とは、主に正方形をした小さな四角形の並んだQRコードを使った決済方法です。QRコード決済は実際の店舗でも利用することができます。QRコードを自店に導入しようと思ったら、店舗経営者の方はタブレット端末やスマホのアプリを準備する必要があります。決済方法は店舗がアプリや印刷物で提示するQRコードをお客様に読み取ってもらう方法や、お客様が提示するQRコードを店舗の端末で読み取る方法などがあります。読み取りにはインターネット環境が必要なため、店舗用Wi-Fiなどの準備も必要です。

QRコードには数字や英字・漢字、記号などの大量のデータを格納することができ、店舗が設定した商品データや、お客様の支払い情報などが紐付けられています。QRコード決済はキャッシュレス決済の1つであり、キャッシュレス化は世界的に進んでいます。中国では偽札問題による現金への不信感などから、QRコード決済が爆発的に広がりを見せています。中でも「支付宝(アリペイ)」と「WeChat Pay(ウィーチャットペイ)」は、中国国内の約9割が利用しているQRコード決済サービスです。

日本は貨幣の偽造防止技術が高いため現金に対する信頼が厚く、キャッシュレス化が浸透していませんでした。しかし観光庁の調査によると、訪日観光客の多くが日本で現金しか使えないことに不満を抱いているようです。2020年には東京オリンピック・パラリンピック、2025年には大阪・関西万博と訪日観光客の増加が予想されます。観光客の消費機会損失を防ぐためにも、国を挙げてキャッシュレス決済普及に取り組んでいるのです。

どんなサービスが人気?

中国を皮切りに広まったQRコード決済ですが、日本でもQRコード決済事業に算入する企業が増えています。中でも人気があり、運営規模が大きいサービスをご紹介します。

楽天Pay

楽天Payは楽天株式会社が提供するQRコード決済サービスです。スマホアプリでQRコードを読み込む「アプリ決済」のほか、クレジットカードや電子マネーによる決済にも対応しています。お店に楽天Payを導入するだけで、お手軽に幅広い決済サービスを取り揃えられます。楽天ペイの売上振込用の口座に楽天銀行を指定しておけば、365日いつでも決済の翌日に入金をしてもらえます。現金と同じような感覚で売上を運用できるのも便利です。

LINE Pay

コミュニケーションアプリを提供するLINEからも、「LINE Pay」というQRコード決済サービスが提供されています。LINE PayのCMをテレビで見かけたことがある方もいるのではないでしょうか?LINE PayはQRコード決済以外にもプリペイド型電子マネーとして使える「LINE Payカード」やオンライン決済時の支払い、LINEユーザー同士の送金・割り勘などの利用方法があります。

PayPay(ペイペイ)

PayPayはソフトバンクとYahoo!の合同会社、「PayPay株式会社」が提供するQRコード決済サービスです。インド最大の決済サービスを提供する「Paytm(ペイティーエム)」という会社と連携し、高い技術力で安定したサービス提供を見込むことができます。中国人向け決済サービス支付宝(アリペイ)にも対応しています。PayPayのように、日本人向け・中国人向け両方のQRコード決済に対応しているサービスも人気です。

Origami Pay(オリガミペイ)

株式会社Origamiが提供するQRコード決済のOrigami Payは、クレジットカードだけでなく銀行口座に直接紐付けられるのが特徴です。クレジットカード登録が必要なサービスが多い中、クレジットカードを持っていないお客様も利用できるのは、Origami Payの強みと言えるでしょう。オプションとして支付宝(アリペイ)にも対応できるため、インバウンド対策をしたい店舗にもおすすめです。

加盟店に発生する手数料や運営費

従来キャッシュレス決済の中で主流だったクレジット決済は、加盟店がサービス提供事業者へ、クレジット決済の売上の一部を支払うのが当たり前でした。QRコード決済を導入する店舗にも同様に決済手数料がかかるのでしょうか?

楽天ペイ 3.24%(固定)
※別売りのカードリーダーを購入すればクレジット決済やカード決済が可能。カードブランドによっては決済手数料が3.74%になる。
Origami Pay 最大3.25%
PayPay 2019年9月30日まで無料
LINE Pay 2018年8月から3年間無料

日本のQRコード決済事業者はユーザー獲得のために、加盟店が支払う決済手数料を最低水準にしたり、期間限定で無料化しています。決済手数料が5%ほどになるクレジット決済に比べて、中小規模の店舗も導入しやすいサービスが揃っています。

ここで、楽天ペイのQRコード決済を導入したとして、運営費を試算してみましょう。小売店を経営していて、QRコード決済での売上が20万円だったとします。

楽天ペイの利用で発生するひと月当たりの費用
楽天ペイQRコード決済での売上:20万円 決済手数料:3.24% ¥6,480(非課税)
インターネット回線 UQ WiMAX:ギガ放題(2年契約) ¥4,380(税別)
LTEオプション料 ¥1,005(税別)
合計金額 ¥11,865(税別)

楽天ペイをはじめ、多くのQRコード決済は月額利用料などかからず、決済手数料のみで利用できます。インターネット回線は、契約すると月額料金が発生します。今回の試算ではWiMAXのギガ放題プラン(月額データ容量が無制限のプラン)で算出しました。

※WiMAXの料金は契約期間やキャンペーンなどで変わってきます。お得なプランが見つかれば、上記より通信費を節約することもできますね!

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QRコード決済の導入メリット

では、QRコード決済を導入するとお店にどのようなメリットがあるのでしょうか?

初期費用の負担が少ない

QRコード決済は、手持ちのスマホやタブレット端末にアプリをインストールすれば利用することができます。クレジットカード決済のように高額な専用端末を用意する必要がないため、初期費用を抑えることが可能です。

集客や売上への効果がある

QRコード決済では各サービス事業者が消費者向けに、独自のキャンペーンを行っていることが多いです。例えばLINE Payでは、「マイカラ―」と呼ばれるポイント還元システムがあります。2018年8月から2019年7月までの1年間にLINE Payのコード決済を利用すると、ポイント率が上乗せされ3.5~5%という高い還元率になります。

楽天Payでは、決済時に紐付けられたクレジットカードに溜まるポイントにプラスして、「楽天スーパーポイント」がお客様に貯まります。ポイントが二重取りできるため、リピートして使いたくなるシステムになっています。

また現金の準備やお釣りの確認、クレジットカード決済のようなサインが不要なQRコード決済は、その手軽さからリピート利用するお客様が多いようです。QRコード決済が使えるお店を選んで来店するお客様が増加することが予想されるため、集客の効果も期待できます。
現金決済だとレジが行列になることも多いですが、ドラッグストアやコンビニなどではレジの行列を見て他のお店に行くお客様もいるため、機会損失になります。素早く会計を済ませられるQRコード決済だと、そのような機会損失を減少させることもできます。

訪日観光客に対応

訪日中国人などQRコード決済に慣れた人は、よりQRコード決済対応店舗を選んで来店する傾向が高いです。「爆買い」をする訪日中国人に対応したQRコード決済を導入すると、より売上向上が期待できます。

情報取扱いの安全性が増す

QRコード決済で利用するお客様の支払情報は暗号化されており、お店には入ってきません。クレジットカードのように現物を受け渡しすることもないため、お客様に「カード情報を盗み取られたかもしれない」と疑われることがありません。お店にもお客様にも安全性が増す決済方法だと言えます。

衛生的

QRコード決済は現金を扱うことがないため衛生的です。特に食料品を扱う店舗やサロンなどでは、お客様に衛生面をアピールすることができます。

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オススメの「POSレジとQR決済」の導入とは

QRコード決済をPOSレジと連携させたい場合、「タブレットPOSレジ」とセットで導入することをおすすめします。タブレットPOSレジとはレジ本体にタブレット端末を利用するPOSレジです。従来のPOSレジのような専用機器を準備しなくて良いため、導入費用が抑えられる上に場所を取りません。外部システムと連携しているサービスも多く、QRコード決済と連動できるものも出てきています。タブレット端末がPOSレジとQRコード決済の両方を担うので、より効率的に導入することができます。

QRコード決済と連動しているタブレットPOS

ビジコム

株式会社ビジコムが提供するタブレットPOSは、支付宝(アリペイ)・WeChat Payに対応しています。ビジコムは「キャッシュレス時代のPOSレジ」として、他にもクレジット決済や電子マネー決済のFelica(フェリカ)、仮想通貨のbitcoinを使った決済など、幅広い決済手段に対応しています。

Air レジ

無料で使えるタブレットPOSのAirレジは、QRコード決済サービス「Air Pay QR」と連携できます。Air Pay QRは、「モバイル決済 for Airレジ」から名称変更をしました。支付宝(アリペイ)・WeChat Pay・LINE Pay・d払いのQRコード決済を導入することができます。「Air Pay」を組み合わせるとクレジット決済にも対応でき、お客様に幅広い決済手段を提供することができます。

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まとめ

QRコード決済の基礎知識や運営費用、導入するメリットや連動できるPOSレジについてまとめました。日本では、訪日中国人に対応できるQRコード決済から始まり、日本人向けQRコード決済サービスも拡大してきています。現金決済よりも手軽でクレジット決済よりも安価に導入でき、情報取り扱いの安全性が増すQRコード決済は、まさにいいとこ取りの決済方法だと思います。POSレジと一緒に使えばより会計業務を効率化させることが期待できます。POSレジ、QRコード決済のどちらかの導入を検討している方は、セットで導入することも検討してみましょう。

※QRコードはデンソーウェーブの登録商標です。

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