ノードストロームから学ぶ実践的なPOSレジ活用術

アメリカのノードストロームが、POSレジシステムを基本としたSMACIT(Social, Mobile Analytics, Cloud and Internet of things)という技術で売上を5年で収益を50%も増やすことを実現させました。
このアメリカのデパートが具体的に何を行ったかを簡単に説明し、今後どのように日本のビジネスに活かせるのかを検証していきます。

ノードストロームとは?

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アメリカ、シアトルに本社を置く老舗の高級デパートで、もともとは、靴屋から始まったお店です。今ではアメリカを代表するファッション中心のデパートですが、しばしば、ビジネススクールのケーススタディーとして紹介されるほどビジネス戦略に長けたデパートとしても有名です。
(くわしくはこちらをご確認ください)

100年以上にわたり事業をしてきたノードストロームの企業テーマとして
「顧客および従業員へのエンパワーメントによる、素晴らしい顧客体験を提供すること」
を掲げて事業展開をしています。
今回紹介するビジネスモデルは、この考えから生まれました。

導入したPOSシステムにインストールされていたパーソナルブックシステム

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顧客にとって、すばらしい体験をしていただくためにノードストロームは、1990年の後半からすでに様々な技術を導入しオンラインストアや棚卸しシステムなどを取り入れていおりました。
その結果、2002年にはマルチチャンネルでの体験を提供できるようになっていました。

更なる進化を遂げるために、同社は2004年~2014年にかけて膨大な技術投資を行いました。
その最初の投資が、POSレジシステムと連動したパーソナルブックシステムでした。
このしすてむは、お客様からのリクエストやニーズを一人ひとり蓄積していくもので、販売員はオンラインで個々のお客様のデータを検索することができるようになったのです。

ピンタレストや人気SNSとの連携サービスでネットと店舗を結ぶ方法

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ノードストロームの技術革新はとどまるところを知らず、社内におけるコミュニケーションの向上のためのアプリを開発したり、口コミを促進するものまで立上げたりと多くの挑戦をしておりました。

その中の一つとして、ピンタレストや人気SNSとの連携サービスを始めるようにななりました。
このサービスは、ピンタレストやFacebookで人気の高い商品にたいしてピンタレストやFacebookなどのタグをつけるというものです。
(日本でいうところの「楽天でこれが売れています!」というポップのようなものです。)
これにより、ネットとリアルの世界をつなぎ合わせることができます。

会計場所までいかなくてもその場で決済

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売り場面積の広いデパートだからこそ、ノードストロームでは、モバイル決済を推奨するようになりました。
これにより、お客様は会計カウンターまで誘導されることなく商品の目の前でお会計を済ませることが可能になりました。

目の前でお会計をすることで、販売員は会計の最中もお客様に背をむけることなくコミュニケーションを図れるようになったのです。

今後のビジネスでどのようにいかせるか

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このノードストロームでの記事は2015年の記事になりますが、ノードストロームが行ったことをあなたのビジネスでどのように活かす事ができるでしょうか。

POSレジシステムで顧客データを集計し、傾向を知ることで自社に訪れている顧客の好みを知ることができます。【こちらで、POSデータの集計方法をご紹介しています。
同時にSNSのデータを集計し、POSのデータと掛け合わせることで今の時代に必要な商品やサービスを提供することができるのではないでしょうか。

まずは、Facebookやtwitter, pinterestであなたの会社の商品がどのように検索、人気があるのかをしらべてみはいかがでしょうか。

参考:[https://hbr.org/2015/01/why-nordstroms-digital-strategy-works-and-yours-probably-doesnt]