5大モバイル決済サービス徹底比較!【導入チェックシート付き】

今回はクレジットカードのモバイル決済サービス導入の総まとめとして主要モバイル決済サービスの5社を表形式でまとめてみました。これを確認すれば、どのサービスを導入すべきかすぐに分かるはずです。
前回の記事でもざっと説明した、対応すべきカードブランドも合わせてご紹介しますので、主要なモバイル決済サービスがどのように対応しているか確かめてみてください。

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モバイル決済サービス比較表
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 モバイル決済サービスは初期費用、月額費用無料がトレンド

Square(スクエア)をはじめとしたモバイル決済サービスは基本的には初期費用(審査、システム登録費用、決済端末機器代金)および月額の利用料金が無料に設定してあります。幅広い店舗に向けて利用してもらい、手数料で利益を得るビジネスモデルになっているようです。
事実、日本では、クレジットカード決済を導入していない小売店舗が全国に190万店舗あるので、決済手数料の市場規模だけでも年間1,000億円以上の規模になるので、各社がSquareに続いて続々と参入しているわけです。

上記の5社において最も初期費用が抑えられるものは、Square、Coiney、楽天スマートペイの3つです。
ただし!
現状ICチップに対応した決済端末であることが必須の状況なので、今回はICカードリーダーに対応した端末を導入する前提で考えてみましょう!

 Square(スクエア)

SquareはICチップ対応リーダーが4,980円と有料です。
しかもイヤホンジャックに挿すタイプで、カードを機器に挿入している間に画面へサインをしてもらう必要がありますので、スマホならともかく、タブレットで利用する際は使い勝手が悪くなること必至です。

 Coiney(コイニー)

お次はCoineyです。初期費用はICチップ対応のリーダー端末が19,800円ですが、キャッシュバック適用することで実質0円で導入ができます。テンキー付きの端末で見た目もスタイリッシュでステキです。
しかし、このキャッシュバックキャンペーンにも条件がありまして、審査通過後の審査通過月を含む4ヵ月以内に、ひと月でも総額30万円以上の決済があるという条件がつきますので、店舗によっては端末代が丸々掛かってしまう可能性があります。

 楽天スマートペイ

楽天スマートペイは端末代がCoineyと同様にキャッシュバックで無料になりますが、こちらはCoineyのような条件がないので、新規申込であればBluetooth接続のスマートな端末を実質無料でゲットできそうです。

Anywhare(エニーウェア)とペイメントマイスターはどちらも初期費用が発生するようです。

導入コストで選ぶと「楽天スマートペイ」

判断材料②対応カードブランド

2番目の要素は対応しているカードブランドです。業種によっては決済手数料なんかよりもこちらを一番重要視する店舗もあるでしょう。

以前の記事でも簡単に紹介していますが、クレジットカードの総決済額の上位を占めるカードブランドは

  • VISA
  • MASTER CARD
  • AMERICAN EXPRESS
  • Diners Club
  • JCB
  • 銀聯カード

 

ですね。銀聯カードは正確には国際クレジットカードブランドではないので、銀聯を除いたものが5大国際カードブランドと言われています。日本国内に絞ればJCBクレジットカードの発行枚数がかなり多いかと思いますが、世界的な決済金額のシェアで言うと5%程度で、大手のVISAとMASTERカードで全世界のシェアの7割を占めているといわれていました。

AMERRICAN EXPRESSとDiners Clubは米国のブランドであり比較的裕福な層に向けたサービスを提供しています。富裕層向けの高級ブランドなどではほぼ対応しているように思います。

最後に銀聯カードですが、中国の銀行組織が発行しているカードブランドで、既に全世界の発行枚数が世界一です。中国国内に限ればクレジットカード取引の9割を占める巨大ブランドになっています。

観光庁の調査によると訪日中国人観光客の消費は2015年で1兆4174億円となっており、中国人観光客の来店に備えるなら、決済対応はどうやら必要そうです。

参照元:観光庁平成27暦年訪日外国人消費動向調査

 

では、各サービスの対応状況を見てみましょう。アメリカ発のサービスだけあってSquareはJCBには対応していません。日本で使うにはさすがに厳しいです。私なら導入を見送ります。

Coineyは日本発のサービスで、最近までJCBに対応していませんでしたが、ついに最近JCBに対応しつつあります。まだ一部業種にしか対応しておらず、飲食店や美容系、生活用品、雑貨などの小売店が対応していないなど、ほとんど使える店舗はないかと思いますが、徐々に対応業種を広げていくものだと思います。

楽天スマートペイはJCBブランドの楽天カードを発行しているだけあって、JCBカードをはじめとして、銀聯カード以外のほとんどのブランドに対応しています。

Anywhare(エニーウェア)はAMERICAN EXPRESSに対応していませんが、銀聯カードに対応しており、中国、香港からの訪日観光客に対応する必要があるなら絶好の決済サービスかもしれません。

Payment Meister(ペイメント・マイスター)は個別にカードブランドと契約をするタイプのいわば代理店契約に近い形ですので、すべてのカードブランドに対応できます。

詳しい情報はホームページ上にはありませんが、AMERICAN EXPRESSと銀聯カードに対応しつつ、モバイル決済サービスを導入させるならペイメント・マイスターはオススメかも知れません。

 

決済ごとに一律で発生する決済手数料はSquareが日本市場に参入してきた際に打ち出した3.25%に各社が合わせる形でほぼ変わらない比率になっています。

現在、

  • Squareが3.25%
  • Coineyが3.24%
  • 楽天スマートペイが3.24%

とほぼ横一線です。

 

Anywhareは上記の3社と比べると少々高く感じるかも知れませんが、中小規模の店舗に限っていえば、従来の決済代行会社の手数料比率よりは安いように感じます。ペイメント・マイスターは情報がないので分かりませんが、おそらく対応するカードブランド毎に手数料比率が異なってくると思われます。