レジ導入、何をどうしたら?わかりにくいPOSレジの導入方法のコツ

お店のオープン時、必要なものの一つとしてPOSレジが上げられます。戦略的な販売計画・経営計画を遂行できるか否かはPOSレジ・レジスターの選び方で決まるといっても過言ではありません。レジチョイスでは、開業される予定の方向けにレジの選び方についてご紹介してまいります。
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この記事の目次
Step1 必要なPOSレジを把握する
まずは自分のお店に必要なPOSレジとは、どのようなものがいいのかを考えていきましょう。しかし、いきなりどのようなレジが必要なのか?と自身に問いかけたところで、何も無い状態で考えるのは難しいかと思います。
お店にあるべきPOSレジを浮き彫りにしてくれる質問
そこで、下記の質問を例として挙げてみました。ご自分のお店ではどうなのか、ぜひ問いかけてみてください。
<飲食店への8つの質問>
- あなたのお店の席数はどれくらいですか?
- テラス席はありますか?
- 2階席や個室はありますか?
- ホールスタッフは何名程度ですか?
- 取り扱うドリンクやフードメニューの幅はどれくらいですか?
- 飲み放題・食べ放題メニューはありますか?
- お店への集客方法は何を検討していますか?
- 多店舗展開を予定していますか?もしくはその展望がある?
<小売店への6つの質問>
- あなたのお店の商品点数はどれくらいですか?
- POSレジに在庫管理機能は必要ですか?もしくは別のソフトで管理していますか?
- バーコードリーダーでの読み取りが必要ですか?
- 多店舗展開をしていますか?もしくはその展望がある?
- 複数店舗の場合、在庫の移動はありますか?
- 5で「はい」だった場合、在庫の移動をPOSレジに反映する必要がありますか?
いかがでしたでしょうか?
例えば、飲食店の場合で見ていきたいと思います。1~4の質問では、居酒屋で2階もあるけどホールスタッフが少ない…という場合、お客様の注文に対して、オーダーを取りに行くのが間に合わない可能性もありますよね。そういった場合はTTO(テーブルトップオーダー)を配置して、お客様自身が注文を入力するシステムを取り入れることを検討したほうが良いでしょう。
逆に、1グループの滞在時間が長いカフェだとすると、TTOはどちらかというと必要ありません。分析機能が充実しているレジにして、どういう時間にどういうものが売れやすいか、もしくはどのテーブル席が売り上げを出しやすいのか(居心地がいい可能性があるのか)、など分析に力を入れた方がいい場合もあります。
また、5~6の質問では、登録商品数やカテゴリーなどの上限に合わせたレジ選びをすることができます。トッピングなどのカスタマイズが多いのであれば、それらを簡単に登録しやすいレジを選ばないと、メニューの追加編集が億劫になってしまうと思います。
7の質問は、飲食店の集客方法の一つとして“食べログ”や“ぐるなび”、“ホットペッパー”といったものを検討しているのであれば、これらのメディアと連携したレジという条件をレジ選びの選択基準の一つにすることができるはずです。
基本的にPOSレジを導入するのであれば、商品登録数やカテゴリーは気にすることはありません。商品があまりかわらずに固定、売上分析もそんなに気にしない…ということであれば、レジに登録できる上限の数で電子レジスターを選ぶという選択肢を加えることができます。こうやって、まずは「どんなお店の経営がしたいか」という点をイメージしておく必要があるのです。
もちろん全部できれば嬉しいのですが、各メーカーのレジにはそれぞれ特化した機能があったり、できること・できないことがあります。またできることが多すぎて使いこなせない、という人もいます。ある程度レジ購入の前に、欲しい機能を考えておきましょう。
Step2 レジの情報収集をする
上記の質問でぼんやりとみえてきた理想のレジを踏まえて、つぎのステップではレジの情報の集め方にフォーカスしていきます。レジの情報収集方法としては大きく分けて2つ、口コミとネット検索です。
口コミは以前働いていた飲食店経営者や、知り合いの店舗経営者の方からの生の情報です。口コミの情報の良い点は、具体的な操作方法や活用方法を実体験として伝えてくれるので、リアリティのある情報として受け入れることが出来ます。そして、自分が利用するイメージもつかみやすいので理想のレジのイメージをより明確にすることができるはずです。
そして、もうひとつの情報収集源としてはインターネットです。今は各レジメーカーがwebサイトを出しているので、そこで、一番初めに決めた内容を元に、検索キーワードを決めて検索するのもいいかもしれません。例えば、「食べログ、多店舗展開、OES、レジ」といった具合に検索し、検索上位のサイトから情報を集めていきます。
ただし、やはりメーカーも商売ですので、メーカーの公式サイトを見ると「できること」や「得意な部分」はもちろん押し出して書いてありますが、出来ないことや懸念点は前面に押し出しては書いてありません。なので、購入前に必ずやりたいことができるのか、はメーカーに確認する必要があります。
手前味噌で恐縮ですが、そんな店舗の味方になりたい!という思いで、この「レジチョイス」というサイトは生まれました。サイト内に沢山レジの比較情報を掲載していますので、是非参考にしてみてください。
おすすめしない情報収集方法
やってはいけない情報収集方法としては、比較見積もり系のサイトで問い合わせるというものです。一括で見積もりも出来て多くの業者から連絡が来るので便利!と利用される方が多いようですが、これらのサイトを利用すると何十社からも連絡が来てしまい、最終的に業者とのやり取りがわずらわしくなってしまい「レジなんてどれでもいいよ。安ければいいや!」と、業者任せになってしまいがちです。その結果、レジを導入した後に色々と問題が発生してしまい、合計の費用が高くついてしまう場合や手間がかかってしまう恐れがあります。
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Step3 レジ業者を3~5社ピックアップし連絡する
情報を在る程度確認でき、興味が沸いたレジを3~5つほどピックアップして、レジメーカーに問い合わせて見ましょう。もし可能であれば、ピックアップしたレジメーカーのショールームに訪問するのも良いかもしれません。ショールームにいけない距離であれば、デモ機を使えないのかを相談してみるのもよいかもしれません。
もちろんこれだと思った1社だけに問い合わせてもいいのですが、良いのか悪いのかわからない、迷っているという場合は3社程度の説明を受け見積もりをもらうと良いでしょう。比較すると互いの良いところ・悪いところが見えてきて、金額と機能性、操作性などを天秤にかけ、どこにするかが見えてきます。
レジチョイスに相談いただくと、Step1からStep3を省略できます
レジチョイスでは、「レジ選定のコンシェルジュサービス」を行っています。無料相談に予約いただくと、コンシェルジュから折り返しご連絡し、お店の希望条件をヒアリング。ご希望の条件に合ったレジをいくつか提案させていただきます。そこでご希望に合うレジが見つかれば、私たちからレジメーカーにお繋ぎさせていただくことも可能です。ご利用は完全無料なので、お気軽にご連絡ください。
まとめ
まずは、自分の店舗ではどのようなレジが欲しいのか、好ましいのか?という理想のレジをイメージしましょう。レジでこんなことが出来たらいいのに!を箇条書きにするのもよいかもしれません。“こんなことが出来たらいい”を箇条書きにするための質問としても最初の8つの質問は役立ってくれます。そして、理想のレジの輪郭が見え始めてからレジ探しを行うことで、その後の情報収集もスムーズになります。導入するためのコストを重要視することが大切ですが、金額だけでレジを選んでしまうと販売戦略を見出すことができないレジを選んでしまい売上のチャンスロスをしてしまうかもしれません。レジチョイスでもご相談をうけつけておりますのでお気軽にご相談ください。
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