店舗のリピーター獲得で必須の「顧客管理サービス」4選

顧客管理サービス7選

最近は顧客管理が簡単にできるPOSシステムが増えてきていますが、顧客管理ができないPOSレジや従来型のレジスターではどのように顧客管理をしたら良いのでしょうか。今回はレジチョイスがピックアップする顧客管理サービスと合わせてご紹介します。

顧客管理サービスの種類とその機能

具体的なサービスを紹介する前に、店舗運営において顧客管理が重要である理由をざっと説明します。細かく説明するとキリがなくなってしまいますので簡単にまとめますが、基本的には店舗側が導入する根拠になるのは下記の3点に集約されると思います。

・店舗の顧客における優良顧客(ロイヤルカスタマー)が多いほど売上は安定する

・新規顧客の獲得コストは、既存顧客に再度購入してもらうコストの5倍かかる(1対5の法則)

・新規顧客を優良顧客にシフトさせるには購入後の継続的なアプローチが効果的

つまり、既存顧客は一度商品の購入・サービスの利用をしているので、少ない獲得コストで来店を促すことが出来ます。
既存顧客は長期的に利益をもたらす可能性が高いので、キャンペーン情報を配信したり、メルマガ・クーポンを発行するなどの手法でアプローチする販促活動が必要になってきますが、そのアプローチを実行するためには顧客情報を予め収集する必要があります。サロンや飲食店なら予約時の電話番号と氏名などから、ポイントカードを発行している小売店なら会員登録やポイントカードの申込時、高価格商品を販売する店舗なら商品の保証契約時に、と言った具合で顧客情報を取得し、リストとして保存することが多いと思います。

基本機能の照会

蓄積した情報を管理・活用するためのツールが顧客管理サービスなのですが、サービスごとに機能は多種多様にありますので、代表的な機能を紹介したいと思います。

基本機能

・顧客データ登録機能
・顧客データ分析機能
・DM/メルマガ送付用のセグメント分け・リスト抽出機能
・メールマガジン送付機能
・ポイントカードシステムとの連携機能 など

オプションとして良くある機能

・電話を受けた時に顧客を特定する機能(CTI連携)
・予約管理機能
・ECサイトとの顧客情報統合管理機能
・Web予約受付機能、予約情報自動反映機能 など

業種、客層、サービス内容によっても必要とされるサービスは異なってきますが、各社工夫を凝らしたサービスを展開していますので、各社の商品・サービスを交えて下記でご紹介します。

顧客管理サービス一覧

やよいの顧客管理[弥生株式会社]

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シェア:★★★
使いやすさ:★★☆
多機能性:★☆☆
サポート:★★☆
平日電話サポート対応可能(ただし有料)
POSレジ連携:★☆☆
導入コスト:★★★

こちらは「弥生会計」でおなじみの弥生株式会社が提供する顧客管理サービスです。Windowsパソコンにインストールする形式のパッケージソフトの中では販売本数がダントツのトップです。同社が提供するPOSレジソフトの「YPOS」、販売管理ソフトの「弥生販売」とも連携ができます。

あらゆる業種に対応しており、一通りの機能は満たしています。メルマガ一括送信やDMの宛名・送り状印刷に対応していますが、予約管理機能は十分とはいえないので、比較的小規模な店舗に適しているといえるでしょう。

SYNKA(株式会社SYNKA)

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シェア:★☆☆
使いやすさ:★★☆
多機能性:★★★
サポート:★☆☆(電話サポートなし)
POSレジ連携:★☆☆(同社提供のPOSレジと連携可能)
導入コスト:★★★(無料)

こちらは顧客管理だけのサービスではないのですが、オススメなので紹介しています。

POSレジ、勤怠管理、クラウド会計サービス、顧客管理、CTI機能を無料で提供している国内では唯一のサービスです!無料のPOSレジアプリを出している会社は多数ありますが、CTIが無料で利用できるのは特筆に価します。有料のサービスもありますが、無料の範囲内で上記が使用できるのでオススメです。

同社が提供するPOSレジと連携が可能ですが、飲食業と美容業に特化したシステムになっているので、他の業種の場合は顧客管理や予約管理だけを利用することになるかも知れませんが、POSレジと連携しないのであれば問題ないでしょう。

KIZUNA[プラスビリーフ株式会社]

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シェア:★☆☆
使いやすさ:★★☆
多機能性:★★★
サポート:★☆☆(電話サポートなし)
POSレジ連携:★☆☆(同社提供のPOSレジと連携可能)
導入コスト:★★★(無料)

操作性を重視した独自性の高いUIが特徴で、既存ソフトウェアとカスタマイズ機能が用意されています。基本的にはWindowsのOSがインストールしているPCにインストールする形ですので、ポイントカードのバーコードを読む場合にはPOSレジではなく、KIZUNAがインストールされたPCにスキャナを接続する必要がありますので、レジカウンターなどをスマートに見せたいならSurfaceなどのタブレット型PCにインストールし、キーボードは必要な場合にのみ取り付けるなどの運用だとスタイリッシュですよね。

その他独自機能
・顧客検索条件保存機能
・空メール送信、お客様側登録機能
・バーコードカードを利用したポイントカードの導入機能
・ラクレジとの連携(来店・行動情報自動反映)

Salon Solution(サロンズ・ソリューション)

サロンズソリューション

シェア:★★☆(美容業界では)
使いやすさ:★★☆
多機能性:★★★
サポート:★★★(電話サポート、全国営業所/代理店あり)
POSレジ連携:★☆☆(連携不可)
導入コスト:★☆☆(月額費用12,000円、初期設定費用100,000円)

こちらは、美容院、ネイルサロン、マッサージ/エステ等の美容業界に特化した顧客管理システムです。利用法はこの業界はホットペッパービューティーが牛耳っている分野なのですが、売上分析や予約時のサービスが支持されて、12,000円という基本料金ながらも支持されているサービスです。
また、ホームページには掲載されていない情報ですが、サロンズソリューションのオプション機能として提供されているWeb予約機能ですが、自社のホームページ上に予約フォームが設置でき、その予約情報にホットペッパービューティーの予約情報が自動で追加される連携機能も有ります。しかし、自社ホームページから予約が入った場合には自動でホットペッパービューティーには反映されない一方通行のサービスのため、ホットペッパービューティーをメインの予約として利用しているサロンでの導入はダブルブッキングの可能性があります。

独自機能
・契約書管理機能
・ポイントカード設定機能
など

オプション機能
・勤怠管理、タイムカード機能
・CTI連携での予約対応機能
・在庫管理機能
・Web予約機能

まとめ

今回は顧客管理ができないレジを使われている方向けの連携サービスをご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
①ポイントカードを利用して顧客情報を取得
②顧客行動を分析して個別にアプローチ
③その結果を分析してマーケティングコストを削減する
以上の流れがチェーン店以外の小売店でも行われるようになって久しいですが、その背景には顧客管理システムの導入コストの低下が大きな要因になっていることは間違いないでしょう。システムの導入コストの面から言うと、複数店舗の本店や本部にサーバーとなるPCを用意しそこにシステムを組み込む従来型の顧客管理システムは汎用性にかける上に初期費用が膨大になりがちでした。その点、オンラインサーバー上で顧客情報を保存したり、システム自体をクラウド化させる汎用性のあるシステムの場合には店舗の運用形態ごとに機能をオプションとして提供するクラウドサービスとして提供されることが多くなってきています。

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