中国でモバイル決済の8割を占める【アリペイ】に【エアレジ】が早速対応!

アリペイ使えますか?

「アリペイ」と聞いてぱっとモバイル決済サービスの名前だと分かる人は少ないのではないでしょうか。タオバオなどの中国インターネットショッピングモールを運営するアリババグループの「アリペイドットコム」の決済サービスで、日本で言うとプリペイド型の電子マネー決済に近いシステムです。今回は話題の「アリペイ」をご紹介します。

アリペイとは

アリババグループと言えば、2014年に中国の電子商取引最大手であり2014年のニューヨーク証券取引所上場時には史上最高額の250億ドルの資金調達を行い、中国国内にとどまらず世界的な事業拡大を進めている企業です。このアリババグループの成長の一因となっているのが今回紹介するアリペイです。
アリババグループ
中国では、ネット通販におけるコピー商品、不良品、誇大広告などの詐欺を保証するビジネスモデルを確立しています。
というのも、日本では販売側と購入側の双方の間に信頼関係があるので買い手は注文と一緒に振込やクレジットカードで代金を支払って商品が配送されるのを待つのが当たり前ですが、中国では上記のような詐欺が発生することもありその不安を払拭するためのシステムがアリペイです。

・実名登録ユーザー4億人以上の利用者数!

具体的な決済のフローを説明し、なぜこの決済方法が選ばれているかをご紹介します。決済の具体的な流れは

  1. アリペイのアカウントに金額をチャージしておき、購入手続きの際に代金を、チャージした金額の中から実際の販売業者ではなく、アリペイに支払います。
  2. ここで販売業者にはアリペイ支払いの完了通知が送られて来ます
  3. 業者はそれを確認して商品を発送します。
  4. 購入者は届いた商品を確認し、問題なければここで初めてアリペイから販売業者に料金が支払われ、手続きが完了します。

こう見ると、実店舗でも交通系電子マネーやEdyと同じ感覚で使えるので非常に利用者としては分かりやすいのでは無いでしょうか。

 ・多様な決済方法で中国モバイル決済におけるシェアは8割!

売り手にとっても不払いの心配が無く、買い手にとっても商品の不備があった場合の支払い義務が無いので、双方にとってメリットのある中国の電子商取引の問題を解決させるシステムになっており、中国のEC決済金額の50%以上、モバイル決済シェアの8割以上を占めるなど、圧倒的に普及しています。
そのアリペイは、今やECだけでなく、スマートフォンを利用することで実店舗でも決済方法として利用できるようになっています。
バーコード支払いというものなのですが、これは、購入者がスマーフォンにアリペイのアプリをインストールし、画面に自分のアカウント情報と紐づいたバーコードを表示させておき、それをアリペイ決済に対応したレジのカメラもしくはバーコードリーダーでスキャンすると決済が完了します。
決済を行う際に金銭の授受が不要になることから、主に小売店の小額決済を中心に急激に普及が進んでおり、国内でも近鉄百貨店も近畿地方4店舗でアリペイ決済を導入するなど徐々に対応されているようです。

 ・旺盛なインバウンド消費を見込んで巨人リクルートが動いた!

alipay-flow

このような状況の中で、タブレット型レジのエアレジで無料POSレジアプリを提供するリクルートライフスタイルが満を持して「モバイル決済forエアレジ」で対応開始しました。
紹介動画がYoutubeにアップされておりますのでこちらも紹介しますが、公開3ヶ月で811回再生(2016年7月3日現在)となっておりそこまで注目度は高くないのでしょうか。
ただし、国内の実店舗でアリペイが利用できるPOSレジは現状エアレジ一択ですので、ジワジワ広がっていくものと思われます。


但し、決済金額が翌月末入金になりますので、「Airペイメント」のようにモバイルクレジットカード決済のように翌営業日支払いとはならない点に注意が必要です。
また、決済手数料の率も「4.0%」で固定となっており、海外からの送金手数料も別途必要になることは無いので安心です。

 まとめ

・アリペイは中国向けの越境ECではもはや必須の決済方法になっている
・ECで培った磐石の体制を持って実店舗でも利用が急激に普及している
・日本でも数は少ないが対応店舗が着実に増えつつある
・リクルートグループの「モバイル決済forエアレジ」を利用すればアリペイを無料で導入できる(審査あり)

参考:モバイル決済 for エアレジ(外部サイト)